海の都、水の都、古今東西


大統領選が混沌としているトルコ。
そんなトルコで昔と変わらずなのがイスタンブールの旧市街でしょう。
海の都、水の都といった佇まいです。
ビザンチン帝国時代の首都であったコンスタンチノープルの時代からずっと海の都として君臨しています。
さて、そんなコンスタンチノープル、イスタンブールにも比肩する街が日本にもありました。
大阪(大坂)です。
山時代に大坂に来日した宣教師は、「大坂は東洋のコンスタンチノープルだ」と讃えたようです。
日本の海の都、水の都だったわけです。
横堀や道頓堀、船場など今も名残はありますがかつてはベネチアとイスタンブールをミックスしたような街だったと思われます。
から眺めると大坂城が上町台地の上に聳え、その下に街が広がる佇まいは現在のアヤソフィアを頂点にしたイスタンブールの景観に似ていたでしょう。
今の大阪には海の都、水の都の風情はほとんど残っていませんが、せめて、淀川沿いに中之島~大阪城の周辺は景観復活を目指していって貰いたいもの。
写真は、ガラタ塔から眺めたイスタンブール旧市街。
丘の左側がアヤソフィア、右側がブルーモスク。
ベネチアやイスタンブールは史蹟が良く残り世界遺産登録できましたが、大阪は大阪城や仁徳天皇陵などが候補でしょうか。。。

コメント