八ヶ岳へ里帰り

八ヶ岳に向かう途中の勝沼とその向こうに南アルプスの連峰。



八ヶ岳に向かう途中に立ち寄った大善寺境内からの南アルプス眺望。白根山に至る南アルプスの麓が甲斐犬発祥の地とか。


奈良時代に行基が創建したという大善寺。ぶどう寺とも。まるで狛犬のように山門前で勝沼盆地を睥睨している吉之介。



大善寺の本堂となっている薬師堂。五間四方で大きさは高野山の御影堂と同じサイズで同じく桧皮葺。正面は、中央の3間に両開きの扉が付き、両外側は、上部が縦桟の連雀格子。幅広の縁側が四周を取り巻いていていかにも鎌倉時代の風格です。素晴らしい流線の傾きとなっている檜皮葺きの屋根は美しいの一語に尽きます。



信玄の菩提寺となっている恵林寺の庫裏


夢窓国師築庭の恵林寺庭園


信玄の菩提寺である恵林寺の境内でまるで番犬のように周りを睥睨する吉之介。
でも参拝客の皆さんからは「甲斐犬ですか!、吠えない賢い犬ですよね」と可愛がられていました。


吉之介と対面したやや緊張気味の龍馬君


子犬ながら堂々とした龍馬君(左に見えるのは寅君のお父さん)


五月の連休は吉之介の里帰りでした。

一昨日は、吉の兄の寅くんが、そして昨日は吉之介が八ヶ岳まで胡桃姫お母さんを訪ねて里帰りです。

途中、奈良時代に行基が創建したという大善寺と信玄の菩提寺になっている恵林寺に立ち寄り、昼過ぎには八ヶ岳の麓に到着しました。

八ヶ岳の山荘では、胡桃姫お母さんと一緒に暮らすことになった胡桃の孫の龍馬君と初対面。

大きな瞳が特徴の胡桃姫お母さんは吉之介を見て「息子よ、やっと里帰りしたのかい」という風情でした。

さて吉之介にとっては甥っ子になる龍馬くんは、可愛らしく親戚の寅くんや吉之介とも似通ったハンサムボーイ。
純真爛漫で屈託のない子犬で忙しくちょこちょことロッジのベランダを往来していました。

龍馬という名前はご家族一同で「それだ!」という感じで決まったようです。

龍馬に吉之介とはまるで「薩長土肥」の会談みたいです。

叔父の吉之介と初対面ではやや緊張した表情でしたがその後はしっかりと臆することなく堂々としたものでした。

ロッジのベランダ柵の隙間から体が抜け出て脱走してしまい、胡桃お母さんからこっぴどく叱られているところはまだまだヤンチャ子犬でした(笑)。

それにしても胡桃姫の血統は子から孫へとすごい拡がりになっています。

次のワンコの候補名は小五郎?

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