バンビの季節

バンビの散歩。
この仔は大きさからして五月産まれでしょうか。
奈良公園で、五月と云えばバンビ誕生、バンビと云えばやはり五月です。
そして六月、七月と奈良公園ではすくすく育ったバンビたちの光景があちらこちらに。
奈良公園が初夏を迎えてもまったく草ぼうぼうにならずに済むのはこの育ち盛りのバンビが加わった鹿たちが草刈り?をしてくれるからです。
この自然サイクルのお陰で古都奈良は自然と歴史景観の絶妙のバランスを保てています。


場所は、春日山原始林が後背地となっている飛火野。いまでは「とびひの」と発音していますが、本来は、「とぶひの」が正しいようです。いつの時代から「とびひの」と呼ぶようになったのか。。。
この周辺は、東大寺、興福寺、春日大社参道、荒池周辺とは違う鹿の縄張りのようです。


ちょっと周囲をチェックしているところ。


こちらに気付いたようです。


小走りのバンビ。
デビューしたばかりでですから慎重です。


慌てて母鹿を追いかけるバンビ。
いつも母鹿の近くに居ないと落ち着かないのでしょう。


バンビについていったら母鹿がじっとこっちを見つめていました。
警戒しているのでしょうか。
顔かたちは「鹿男あをによし」に出演した「シカ」みたいです。


初夏の奈良の景色。
萌える奈良公園の飛火野から若草山方面を眺めたところ。
パノラマの景観ですが起伏に富んだ地形で上下の景色も堪能できます。


バンビは母鹿の傍にいるときがもっとも落ち着いた感じです。


バンビの世界は母系中心です。
いつでもどこでも母鹿にしっかりついて行きます。


生まれつき慎重で、人間が近づこうとするとさっさと走り去ることが多いようです。


鮮やかな斑点。
夏には特に鮮明な見栄えです。


バンビ同士気が合うのでしょうか。。。
一緒に居ることが多いようです。

コメント

あなご byマスオ同僚 さんのコメント…
「バンビ」検索からたどってきました。

かわいいですね。

昔、奈良公園で見たっきりですわ。
あをによしこうじ さんの投稿…
夏のこの時期がいちばん「鹿の子」模様くっきりでバンビ見学には最高です。