新薬師寺旧境内から発見!

発見された「せん」


目と鼻の先(実家)にある奈良教育大の敷地。

どう考えてもあの広大な敷地は新薬師寺の旧境内なのですが案の定、奈良時代の遺跡発見ありました。

塔の基壇跡が発見されればビッグニュースですが。。。

新薬師寺についてはまるで薬師寺の「Newバージョン」と受け止めている方も多いのですが実は「新」の意味が違います。

つまり「新」とは「新しい」でなく、「霊験新たか」。

かつては東西両塔と金堂を擁する大寺院だった新薬師寺。

旧境内は春日大社の社家や奈良教育大或いは民家と随分変化したものですがそれでも奈良らしい落ち着きが残っています。

元興寺も同じく境内の大部分が自然な形で奈良らしい町形成につながりましたが奈良の町形成変遷の歴史は興味深いところです。

そんな落ち着きも吹き飛ぶような歴史ロマンの発見もサプライズで良いかと。

http://www.nara-np.co.jp/n_arc/080801/arc080801a.shtml

以下、引用

奈良市高畑町の新薬師寺旧境内(奈良教育大学構内)で、寺院の床などに敷かれたレンガ「せん(土へんに專)」が見つかった。調査した同大によると、奈良時代に造られた可能性が強い。同寺の「せん(土へんに專)」が出土したのは初めて。柱穴も一基見つかり、同大は周辺を発掘して中枢部の解明を目指す。

新薬師寺の東門周辺


新薬師寺旧境内の一角


犬の散歩をしていたら鹿に出くわしました

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