秋は発掘!

①餅飯殿通りで発掘!した鹿キャラ。
まるみがあって可愛らしいデザインです。
奈良でのウィンドウショッピングも楽しくなってきました。


②こちらは公募で決まった奈良教育大のキャラ「ナッキョン」。
どう見てもセントくんより出来栄えがいいです。


③発掘された天平時代甍。
まだまだ発掘すればざくざくと貴重な遺物が出現しそうです。


④旧新薬師寺境内発掘現場上空、左上が入江泰吉写真美術館。その右下の校舎の建て替えでまさに大発掘となりあました。


⑤60年代初頭の奈良教育大北東部(当時は学芸大付属小学校)


⑥列柱礎石が北西隅で見つかった新薬師寺発掘現場


精緻に加工された雨落溝


発掘現場の西側が附属小学校校舎で北側が道路を隔てて高畑の住宅街。
志賀直哉邸はこの高畑の一角です。



⑦興福寺内の寧楽書院が前身の尋常師範学校でつまり現在の附属小学校は登大路の一等地にこんな門構えで創立されたということです。
旧一乗院の門に似ています。
この写真の子供たち、ポーズの格好をしているような。。。




奈良教育大の120周年記念式典に合わせて行われた新薬師寺金堂跡の説明会。

もともと陸軍将校会議所があったところで校舎建て替えの際に一応、戦前の施設も遺跡として確認しておこうとの趣旨で発掘調査したようです。

それがまさかの超大発見になったとのこと。

ともかく発見が発見だけに急遽、現場保存に方向転換とのことです。

さすが奈良教育大、柔軟です。

秋は光明皇后ゆかりの正倉院展の季節であり、その期間中に皇后ゆかりの新薬師寺の金堂跡が発見されたとは縁と云えば縁かもしれません。

ちなみに東大寺二月堂、法華堂とこの新薬師寺の金堂は離れていますが一直線上のラインに位置することも判明しています。

この一直線が何を意味するのか、是非、今後の歴史上の見解を聞いてみたいものです。

さて古代の一大遺跡発掘でしたが、最近、鹿キャラの発掘もそれなりの成果です。

「ナッキョン」をはじめ、親しみやすい絵柄で、鹿の癒し系キャラが増えています。

奈良でのウィンドウショッピングの楽しみとして鹿キャラの発掘という一ジャンルが期待できそうでなかなか好ましいことです。

そういえば奈良の観光客、圧倒的に女性、しかも若い女性グループが多く、なるほど、と納得してしまいました。

コメント

ベースのジョー さんの投稿…
 お寺の住人です。
奥の深い、調査有り難う御座います。
写真も拝見したことのないのがありまして、びっくりしました。
 追伸、希望としましては内田康夫著、「平城山を超えた女」掘り下げて頂きたいと思います。

          ベースのジョー
ベースのジョー さんの投稿…
 奥の深い考察、有り難う御座います。
拝見しことのない写真ありまして感激しました。
 追伸 内田康夫著「奈良山を越えた女」検証して頂きたいと思います。
ベースのジョー さんの投稿…
 奥の深い考察、有り難う御座います。
拝見しことのない写真ありまして感激しました。
 追伸 内田康夫著「奈良山を越えた女」検証して頂きたいと思います。
あをによしこうじ さんの投稿…
いつもお世話になっております。

あの坂道からの新薬師寺本堂の入母屋景色は春日奥山の背景と共に独特の美景ですね。

内田さんの作品は最近、ドラマ化されたようですね。
若草山で撮影ロケしていたような。。。。