BSギャラクティカは時空を超えた傑作

気になるTVドラマですがそれは米国ドラマの「BSギャラクティカ」です。

http://www.galactica-saga.com/

SFオタクでもなければ特に気に入ったシリーズもなく過ごしてきたのですが今回の新作シリーズ「ギャラクティカ」は面白い!

元祖「スタートレック」や「スターウォーズ」、「ET」がそれなりに評価されるのは分りますがやはり「華氏451」、「惑星ソラリス」、「猿の惑星」、「未来惑星ザルドス」の水準からするとどうでしょう。

今回の「ギャラクティカ」も30年ぶりのリメークでオリジナルが能天気な駄作との印象しかなく全然興味もありませんでした。

ところがついつい年末年始のヒマな時に予告に惑わされて途中からエピソードを見たところその完成度の高さ、面白さに驚きました。

いわゆるSFっぽい「メカ」「CG」はあることにはありますがどうでもよく、また「ぬいぐるみ」は一切なく人間が全てのドラマです。

「HEROS」と同じ制作会社らしいですが出来はこちらの方が断然上。
それぞれのキャラが良く描かれています。

テーマは、

人類滅亡
生存者5万人
人間のコピー
死と再生
地球を探す旅

といったところでしょうか。。。

末期がん患者の女性大統領や宝塚歌劇で男役が似合いそうな女性戦闘機パイロットなど時代のテーマに合いそうな要素も盛り沢山。

ちなみに題名の「ギャラクティカ」は難を逃れた旧式の宇宙戦艦で人類存続の唯一の船。
「ノアの箱舟」っぽい感じです。

日テレの火曜深夜でも毎週やっていて「あの作品なかなかいいですね!」と言及したところ事業部のヘッドが「ハンパじゃない面白さでしょ!!」と!

こんな作品の目利きが出来るところが「K20怪人20面相」を作れてしまう局の強みかもしれません。
「つづく」という表記がなくてはならない昨今のドラマですがこれぞ「つづき」を観ないと気がすまなくなる作品です。
ちなみに東北新社系の「スーパードラマ」では第三シーズンに入りました。
http://www.superdramatv.com/line/galactica/index.html

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