バンビデビュー


5月以来バンビのラッシュシーズンですが実はそう簡単にはバンビには出会えません。少なくとも出産シーンを見たというケースは稀です。奈良公園奥の「鹿苑」で保護されている母鹿が多くなっているからです。7月ぐらいからはかなり普通にバンビが闊歩しているシーンは期待できる筈ですが。

生まれながらのモデルのようなバンビ。甲斐犬も脚がすらっとりっぱで、鹿型の犬と呼称されています。やはり鹿は跳躍して敏捷に走れる脚が特徴でなかなかスタイリッシュです。


ビービー鳴きながら母鹿の後を追いかけています。

ミルク授乳してもらっているところ。1年経ってもひたすら母鹿の後を追いかけてはミルクをせがむバンビは奈良の恒例の景色でしょう。

鹿はカンペキな母系家族のようです。ここには父鹿の気配さえ感じられません。

母鹿と会話してそうな雰囲気です。

バンビは昔は東大寺講堂跡などに行けば手で触ることも抱き上げることも出来たという古老の話も聞きましたが今ではなかなか近づくことが難しいです。
天然記念物指定とは云えやはり野生であり、このような時期は特に外部に対してはかなり慎重&警戒モードです。
今回もやや遠くから見守るようにそっと眺めることにしました。
鹿は実はかなり防衛本能が強く、危ないと思うやさっさと自慢の俊足で逃げてしまいますから。
一番まずいのは驚かせたりして、鹿が慌てて逃げて道路に入って自動車事故が起ってしまうこと。
毎年、交通事故が絶えないそうです。
http://naradeer.com/press.htm
せめて奈良公園内は思い切って東大寺南大門前から新薬師寺・破石町バス停あたりまでは思い切って歩行者天国にして自動車通行を一切締め出すべきだと思うのですが。。。
奈良公園への排気ガス影響もありますし、環境社会を見据えた対応が必要になるでしょう。

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