幻の和犬?

いまやペットの頭数が犬も猫も年々増加し、計2600万とも云われています。

葉山などは高齢化が進んでいるせいかペット飼育率では全国最高水準とか。

そんなペット流行の中、トレンドと一線を画しているのが和犬の世界。

和犬がいまいち、トレンド化していない理由は恐らく、

・商売目的のブリーダーが少ない
・小型サイズがいない
・ほどほどの運動量が必要(中途半端な気持ちでは飼えない)
・飼い主以外には愛嬌ふりまかない(他人に媚を売らない)

逆に云えば
・商売目的とせず、純粋な気持ちのブリーダーは居る
・中型が中心
・運動神経抜群、敏捷
・忠実

洋犬は見た目の縫いぐるみのような可愛さがまさに癒しとなりますが、和犬は素朴さ、しつこくないところが美点かもしれません。

さて例の如く、あくびをしながら海岸散歩していると驚きの発見!


飼い主と同じくあくびをしながらの散歩

向こうから珍しい秋田犬を発見!
秋田犬をリアルに見るなんてどれだけ久しぶりか。。。

甲斐犬は実は中型というよりセミ中型、いや中小型なのですが大型の秋田犬は流石の迫力。
吉の体重は12㎏で抱っこも楽ちんですがこの秋田犬は恐らく25kg以上の重さはありそうな。。。
鹿のように細い甲斐犬の脚とは比べようもない骨太の脚!

葉山には少ないとは云え、4~5頭の甲斐犬は居ますが、秋田犬は多分、この一頭だけでしょう。
許可を得て、撮影させていただきました。
テンコウちゃんという名前だそうで、犬の著作物が多い吉田悦子さんのWEBでも取り上げられています。


  秋田犬天鵬号

このテンちゃんと呼ばれる秋田犬は惚れぼれする立ち姿、顔貌です。
まさにこれぞ今や幻の和犬、秋田犬だろうと納得してしまいました。
このテンちゃんと吉との間柄ですが当然、♂同士なので飼い主もそこは心得、近寄ることはありません。
テンちゃんが遠くから吉を見つけ威厳のある、滅多に出さないであろう吠え声で「ウォン!」と威嚇する時など、吉は気がつかなかったかのように通り過ぎさるのです。

売られた喧嘩は買う気満々の吉ですが(笑)、普通は小型犬の場合が多く、たいがい、神経質に吠えられても無視。
しかし、このように同じ和犬相手で適当に処するのは滅多にないことで、やはり秋田犬相手には慎重だなあと思いました。

大型犬といえばもっぱら洋犬が幅をきかせている中、秋田犬は懐かしく、神々しく見えました。

コメント

utamama さんのコメント…
飼い主と一緒に欠伸をするの、わかります!
人間もよく欠伸が移りますが、犬も猫も普段から人をよく見ているからか、
どう考えても今のは私の欠伸が移ったよねぇ~
という時があって、可笑しくなります。

テンちゃん、格好良いですね!
うちの近くでも秋田犬をごくたまに見かけます。
やはり迫力満点です。
何か、静かな威厳を感じさせますね。
で、宇太もそのように育っていってほしいと思いつつ、散歩してます。
あをによしこうじ さんの投稿…
宇太くんは威厳のある格好良さと家庭犬ならではの愛嬌が同居していて最高ですね!

日頃から、昼間も夜も寝転がってうとうとしていることが多い吉之介ですが何かの音が聞こえるといつもハッとしています。

なので欠伸が多いのは仕方ないですね^^。

風貌だけでなく緊張の仕草も古武士風なのかもしれません(笑)。