龍馬のような吉之介

NHK大河「龍馬伝」で坂本龍馬が取り上げられ、再度、龍馬ブームのような。
三菱財閥の祖、岩崎弥太郎の描き方がかなり極端で笑えます。
そういえば番組が始まる前、三菱商事の方、少し心配されておられました(苦笑)。

さて、龍馬の姿といえば、土佐の海を睨んだ龍馬像を思い出しますが吉もこうして海辺に連れてくるとはるか海の彼方を眺めることがあります。

龍馬像は方向的にはオーストラリアを睨んでそうですが、吉のこの方向だと逗子の方でしょうか。。。

1月も終わり、色々な番組がスタートしていますが大河の「龍馬伝」の他で面白いと思ったのはこんなところです。

「NCIS」シーズン5
http://www.cbs.com/primetime/ncis/
http://en.wikipedia.org/wiki/NCIS_(TV_series)
CISなんとかというのはマイアミとかニューヨークとか色々ありますが断然面白いのがこのNAVY版であるNCIS。
個人的にはパターン化してしまった「24」より断然「NCIS」の方がお勧め。
適度なスリルと謎解き、それにユーモアもあって安心して観れる娯楽の王道作品に仕上がっています。
セリフの掛け合いの面白さでは「Dr.House」と双璧でしょう。
日本ではFOX系で3年前から放映開始でいまシーズン5まで続いていますが米国ではシーズン7まで続いているとか。
「ナポレオン・ソロ」で懐かしいデビット・マッカラムをはじめユニークなクセモノ揃えで幅広い層が楽しめるキャスティングも絶妙です。
こんな作品が日本ではケーブル・衛星でしか知られていないのは惜しいなと思っていたら、DVDもやっと発売され、地上波も放送開始のようです。(しかしなぜ、マッカラムの吹き替えが野沢那智じゃないんだろう???)
http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis/
http://www.amazon.co.jp/NCIS-%E2%80%BE%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E7%8F%AD-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B31-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88BOX-DVD/dp/B0018B8GAQ

もうひとつは今回のシリーズで最終章になる「BSギャラクティカ」。
こちらはかなりシリアスでユーモアは一切なしのダークなスペースオペラ、いや「宇宙の黙示録」といった趣です。
旧作の70年代の「ギャラクティカ」はストーリーに厚みがなく全然面白くなかったですが今回の新作はなかなか面白い。
http://www.superdramatv.com/line/galactica/
今回の第四シーズンで帰結のようですが番組宣伝の写真がまるで宇宙版「最後の晩餐」でナルホドと思いました。
かつてのSFは「スタートレック」や「スターウォーズ」のように未知のフロンティアという新領域へ向かうベクトルがあったように思えます。
しかしこの「ギャラクティカ」では目指すは地球。
http://ja.wikipedia.org/wiki/GALACTICA/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB

環境問題への覚醒か、最後は地球にたどり着くしか人類に未来がない、というメッセージは結構深刻に受け止められそうです。
人間の姿恰好と同じ人造人間がバイテクで完成され、もともとの人類と地球を目指して戦うという奇想天外な発想は不気味ですが面白い脚本に仕上がっていると思いました。

コメント