花の御寺

奈良の寺社ほど花に恵まれたところはないでしょう。

東大寺、興福寺、春日大社、法華寺、当麻寺、霊山寺、談山神社、長岳寺とそれぞれ素晴らしいのですがやはり五月は何と言っても牡丹です。
牡丹で境内がいっぱいになる長谷寺はまさに花の御寺。

この牡丹はまるで三姉妹と呼んでも良さそうなぐらい仲良く身を寄せ合っています。





まるで空に浮かぶお堂といった趣の長谷寺本堂です。
本堂は東大寺二月堂や清水寺と同じく懸造り。まるで緑の大海のような素晴らしい景色です。
山の傾斜というより山自体が伽藍になっている長谷寺はどの角度から見ても伽藍の景色が素晴らしく、この本堂の側面など入母屋を同じ目線で見ることができます。

華灯窓に欄干。さりげなく建っている堂宇もよく見れば興味が尽きません。丁度この当たりから東京から来られているお坊さんがガイドをされていました。

コメント

スナフキン さんのコメント…
長谷寺もいいですね。
あをによしこうじ さんの投稿…
真言宗なのですが高野山や根来寺との歴史的関係が興味深いです。