名古屋の匠

名古屋では現在、名古屋城本丸の復元に取り組んでいます。
そんな名古屋ならではの匠を発見しました。
http://www.rakuten.co.jp/kobokuni/
http://www.goodsfromjapan.com/
 
工房邦を運営されているNさんです。 



上記の写真は工房邦のNさんより了解を得て掲載した名古屋城天守閣です。
白亜の豪快な造りが独特で日本の天守閣構造上、最大の容積を誇ります。
高さでは若干大阪城天守閣が高いのですが建物の内部面積では名古屋城の方が広く、まさに要塞といった趣です。
このひな形、完成と見受けましたがNさんによると「大天守閣の縦樋及び各層の漆喰のみ未製である旨、お断り下さい。」とのことでした。
それにしても惚れ惚れする貫録です。
やはりホンモノ志向は違います。
ウェスティンホテルで展示されるとのことでやはり名古屋ではスケールが大きいです。
古建築はもちろん城郭にとどまらず古社寺も手掛けておられるようでまさに古建築ひながたの匠といったところでしょうか。
いずれ将来には熊本城など是非、発注したいところです。
その前に場所やスペースとも折り合いをつけねばなりませんが(苦笑)。
丁度、名古屋では幻とされていた豊臣時代の伏見城が描かれた「洛中洛外図」が発見、展示されていたりしてかなりホットです。
今後、安土城、大坂城、聚楽第、伏見城など失われてしまった過去の栄華な建造物も是非、ひながたで次々と作品化されたらと願うばかりです。

コメント

工房邦 さんのコメント…
工房邦です。楽天市場を退店してからwebでの紹介が叶っておらず、多方面にご迷惑をお掛けして恐縮しております。遅くとも8月までにはアップして新作等ご披露させて頂きますので、その折には訪れて頂きたいと願っています。因みにURLは http://www.atelier-kuni.jp です。
連絡先は、cooljapansolo@gmail.com です。こちらは、勿論生きています。
現在名古屋城では本丸御殿再建工事が進んでいますが、名古屋城天守閣の木造再建も議論されており、大いにな楽しみなところです。2010年にご紹介頂きました名古屋城模型は2010年1月3日に石垣に這う樋の加工を終えて名古屋城西に位するウエスティンナゴヤキャッスルのロビーで常設展示されています。縁あって工房邦が寄贈させて頂いた作品です。機会がございましたら是非作品をご覧頂きたいと思います。突然に失礼致しました。末筆ですが、名古屋城を取り上げて頂いてありがとうございました。御礼申し上げます。