奈良案内


 今回は年末奈良案内。
日頃お世話になっている会社の関係者の方々を奈良案内しました。

といっても午前は朱雀会のプロの方に頼み、わたしは午後から。
朱雀会のボランティアガイドの方(前日晩は無理を頼みこんだMさん、当日はOさん)は懇切丁寧で深みのあるご解説で大変勉強になりました。
まさに語り部です。

東京の方からすると奈良は一種のテーマパークなのかもしれません。

ストーリー性がそれぞれの箇所にあって奥深さがあるという意味ではまさに大人の修学旅行コースとしては究極かと。
今回が875回目、つまり875年目という「若宮おん祭り」などはまさに材料たっぷりです。
わたし自身は2008年以来で久しぶりでした。
ストーリー性があって奥深さがあるという意味ではパレードも素晴らしいディズニーランドやディズニーシーのあるTDRとも共通しているのかもしれません。

本当の奈良観光は案内人、語り手がいてこそ成立するので古都奈良も真剣に奈良リピーターを増やしたいなら奈良グッズ、キャラクターを開発するだけでなく地道な語り部、案内人こそ大事にしていくべきでしょう。

また夕方に訪ねた「鹿愛護会」では財政状態が厳しい中、いかの野生鹿と都市奈良が共生しているかその取り組みをヒアリングし、大変勉強になりました。
鹿の交通事故は相変わらず減らないようで、治療中の鹿、断脚してしまった鹿が収容されている状況も教えて頂きました。
10月には天皇、皇后を来られ、鹿愛護の現状を見舞っていかれたそうで現場の励みになっているのはなによりでした。
自然の保護、維持、野生動物との共存など、現代都市にとって高いハードルですが何とか奈良には頑張って行ってもらいたいものです。
個人個人がどれだけ自然保護や動物愛護の気持ちを持てるか、という基本が大事なのでしょう。
森の精を描き、自然の素晴らしさを謳歌しているディズニーの世界観とも共通しているかもしれません。
当日はN銀のTestudaさん、Nさんとこれまたディープな意見交換会が持て大変勉強になりました。










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