奈良の治水行政名残

タイの首都バンコクが大変な状況になっています。
進出している日系企業も多く現地在住日本人は10万人の規模とか。
市内まで冠水とは驚きです。
異常気象と云えばそれまでですが何とか治水マネージメントで防げなかったのか。。。
事態が何とかおさまるよう祈るしかありません。

ところで奈良には溜池が多く、過去の治水事業の名残を確認できます。

水は過去においてもプライオリティの高いテーマでした。

こちらは荒池からの興福寺伽藍の夕暮景色。

興福寺伽藍下の猿沢池は奈良時代の造成ですがこの荒池は時代が下って桃山時代から。
大和大納言の豊臣秀長が奈良奉行に命じて造らせました。
今では古都奈良の秋の夕景眺望の舞台になっています。
治水事業の名残が今では観光パーツになるとは秀長さんも想像できなかったでしょう。

いつまでも大事にしたい古都奈良の眺望です。

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