奈良国立博物館の一角

奈良国立博物館にある仏教美術資料センター。
元々は奈良県物産陳列館だったとのこと。
100年以上前の建造物です。
他府県にでもあればそれなりの注目を浴びるほどの建造物ですが観光客からはあまり注目されていないような印象です。
明治期の建造物としては他には奈良女子大講堂や奈良ホテル本館などありますがこれらも奈良の歴史的建造物としてもっと評価して良いかと常々思います。
平城宮跡の保存や東大寺七重塔ひながた復元など奈良では足跡の多い東大の関野貞教授の珍しい作品でもあります。
日本の古建築へのオマージュがベースで和様建築と海外建築の融合を試みた傑作ではないでしょうか。

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