万葉集画撰

冬の万葉日本画展 大亦観風『万葉集画撰』を辿る

2019年1月12日(土)~3月3日(日)
 このたび、奈良県立万葉文化館では「冬の万葉日本画展 大亦観風『万葉集画撰』を辿る」を開催します。

冬の万葉日本画展 大亦観風『万葉集画撰』を辿る

 当館では、平成16年(2004年)に開館3周年記念特別展として「万葉を描いた画家 大亦観風展―生誕110年―」を開催し、観風の生涯と画業の全貌をご紹介しました。本展では、その際に出品した観風の『万葉集画撰』全71図(当館蔵)を一挙に公開します。

 大亦観風は明治27年(1894年)和歌山市に生まれ、郷里で洋画を学び、画家を志して上京、その後日本画に転向して独自の画風を切り拓きました。また、観風は自らも歌を詠み、『万葉集』をこよなく愛した歌人でもありました。昭和15年(1940年)に生まれた、画・書一体の『万葉集画撰』は、画家であり歌人であった観風ならではの作品であると言えます。

 当館の館蔵品「万葉日本画」との比較展示なども通して、画と書、万葉の世界を存分にご堪能いただきたいと思います。



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